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ペットが食べてはいけないもの (2)

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今回はもう少し危険な食べ物を紹介してから、お家での対処法についてお話しようと思います。

(4 ) ぶどう、干しブドウ

これは最近発表されたものですので、まだまだわからないことが多いのですが体重1kgにつき20gほどで症状が出るようです。

症状は嘔吐・下痢の消化器症状に加え、急性腎不全を発症しますので元気・食欲の低下や尿量が減少します。
また、脱水症状を起こすので皮膚の弾力が無くなり、つまんだ後の戻りが悪くなったり、口の中が乾いていたりします。

特にぶどうの皮は危険ですので、ご注意ください。

パンをあげるのが習慣になってる方は、うっかりレーズンパンなんかをあげないように心に留めておいてください。

(5 ) 消化できないもの (金属・種や野菜の芯・布・石など )

消化できないものを口にすると、腸閉塞を引き起こす可能性があります。
身の回りにあるものでは、コイン、石、軍手、靴下などさまざまなものを飲み込む場合があります。

ゴールデンレトリーバーが単一乾電池を便とともに排出した例もあれば、ヨークシャーテリアが小梅の種で腸閉塞を起こすこともありますので、どれくらいのものを飲み込むと危ないというのをはっきり示すのは難しいです。

ただ、ストッキングやひものような長いもの、靴下・軍手・ティッシュのように濡れると膨らむものは手術が必要になる可能性は高いと思います。

異食癖のあるペットを飼っている場合は行動範囲を制限しておき。その範囲内は物を放置しないような対策が必要になります。

ここまで、食べると命に関わってくるものの話をしてきました。

ここまで挙げたものは飲み込んだ直後であれば、吐かせることができるものがほとんどです。

誤飲直後 (1時間以内 ) であれば、吐かせることができます。

次は、吐かせる方法を説明します。

吐かせ方

オキシドール (過酸化水素水 ) を体重1kgあたり1.5ml程度飲ませてください。
具体的には小型犬ならスプーン1杯程度、大型犬なら2杯くらいです。

10~20分経過しても吐かない場合はもう一度やってみて下さい。

もちろんオキシドールは胃粘膜を荒らしますので、うまく吐き出せても必ず動物病院を受診して、その後の処置を受けて下さい。

※ 吐かせない方がいい場合
・意識の無い時
・中毒症状をすでに起こしている時
・飲み込んだものが鋭利な物の場合 (針金、ガラス片etc )
・強酸・強アルカリ性のものを飲み込んだ場合

あくまでも動物病院と連絡が取れないときや、飲み込んだものがはっきりしている場合の処置ですので、動物病院とまずは連絡を取りましょう

次回のテーマは未定です。また更新されたら訪問してくださいねeye

それでは、このブログをご覧になった方々とそのペットたちが、今日も健康で幸せでありますように..

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