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各務原市のリトちゃん (フレンチブルドッグ・4才・♀未避妊・体重10kg) は9月29日に来院しました。
散歩中に歩行が鈍くなり、来院時には歩けない状態
左前肢の反応の鈍さがあり、後肢は動かすことはできるが、ナックリングや突っ張ったりもつれたりして歩行は難しいようでした。
自力排便・排尿も可能。痛覚検査にも反応がありましたので、鍼治療を開始。
ステロイド薬を並行して投与しました。
刺鍼した経絡
大椎・懸枢・百会・環跳 (左右) ・後三里 (左右)
9/29~10/4までは連日の刺鍼。
その甲斐あって10/3には後肢の反応が上昇し、その翌日には自力で起立姿勢を保持できるようになりました (歩行は不可) 。
10/7には前肢の冷感が回復しないのと後肢の回復が前肢を追い越したため、各前肢に2鍼追加しました。
追加した経絡
肘兪 (左右) ・外関 (左右)
また末梢血流の確保のためプロスタグランジンE剤の並行投与を開始しました。
続きは後日報告いたします
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それでは、このブログをご覧になった方々とそのペットたちが、今日も健康で幸せでありますように…