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猫に多い腎臓病は 日頃のチェックで防ごう!

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秋晴れが続き、カラッとした過ごしやすい季節になりました。ネコちゃんたちにとっても快適なシーズンの到来ですね。さて、今回はネコちゃんに多い腎臓病のお話です。
「サイレント・キラー」(静かな殺し屋)とも呼ばれる腎臓病は、症状が出ていなくても進行していることが多い、怖い病気のひとつです。

健康な腎臓は、「血液が腎臓に入る→きれいにした血液を体に戻す→汚れはおしっこへ」というサイクルを繰り返しています。一方、病気の腎臓は、「血液が腎臓に入る→血液は汚れたまま→色の薄い尿が増える」というサイクルとなり、血液の汚れをおしっことして排出することができなくなるものの、それでも汚れを出そうと無理をして、水のような色の薄いおしっこをたくさん出すようになるのです。

気づかないうちに進行し、ある日突然命に関わる状態になることも少なくありませんが、早期診断・早期治療で、大切な命を守ることができます。
次の項目にチェックが多ければ、慢性腎臓病の精密検査をおすすめします。

・飲むお水の量が増えた
・おしっこの量が多い。トイレの時間が長くなった。
・トイレ以外での粗相が増えた
・口臭がひどくなった
・うんちが硬くなってきた
・痩せてきた
・毛並みが悪くなった

いずれも、日頃からネコちゃんの様子をよく観察していれば、気づくことできるものばかりです。「もしかして?」と思い当たることがあれば、すぐに当院へご相談ください。

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